第一電通は製造現場において持続可能な消費生産形態を確保できるよう、
よりエネルギー消費が少なく、環境汚染の発生が少ない機器を開発することでSDGsに貢献します。
エアインパクトツールでM8ボルトを締め付けた際の年間CO2排出量は42,157kg-CO2にのぼります。
一方電動ハンドナットランナーであれば年間CO2排出量は1,795kg-CO2に抑えることができます。
エアインパクトツールを電動ハンドナットランナーに変えることで、最大96%もCO2排出量を削減できます。
エアインパクトツール
M8ボルト用
電動ハンドナットランナ
35Nmモデル
項目 | エア | 電動 |
---|---|---|
圧縮空気消費量 | 640000 Nm3 年間 | - |
電力消費量 | - | 3200 kW 年間 |
CO2排出量 | 42157 kgCO2/ 年間 | 1795 kgCO2/ 年間 |
《比較条件》
・M8ボルト締付での比較
・サイクル:8回締付/1分
・1日稼働時間:20H(2シフト残業2H)
・年間稼働日数:250日
※電力・圧縮空気消費量、CO2排出量は、シュミレーションによる値を示します。
※日本人1人あたりの年間CO2排出量は約500kg-CO2といわれています。
エアシステムでは工場全体に及ぶ複雑な配管により、見えない箇所でのエア漏れが懸念されますが、
電動ハンドナットランナではコントローラとツールを繋ぐケーブルのみになり、
意図しないエネルギーロスが発生しません。
アングル形状
最大トルク:15~300 Nm
ピストル形状
最大トルク:15~80,200 Nm
ストレート形状
最大トルク:10~130 Nm
油圧プレスで30kN加圧を行った際の年間電力消費量は2097kWh,年間CO2排出量は925kg-CO2ですが、
電動サーボプレスであれば年間電力消費量は558kWh、年間CO2排出量は246kg-CO2に抑えることができます。
エアインパクトツールを電動ハンドナットランナーに変えることで、それぞれ最大73%削減できます。
油圧システム
30kNタイプ
電動サーボプレス
30kNタイプ
項目 | 油圧 | 電動 |
---|---|---|
電力消費量 | 2097kWh/年間 | 558kWh/年間 |
CO2排出量 | 925kg/年間 | 246kg/年間 |
《比較条件》
・30kN加圧システムでの比較
・ストローク:200mm
・サイクルタイム:15sec毎/1ショット
・1日稼働時間:20H(2シフト 残業2H)
・年間稼働日数:250日
・CO2排出量:0.441kg-CO2/kWh
※電力・圧縮空気消費量、CO2排出量は、シュミレーションによる値を示します。
※日本人1人あたりの年間CO2排出量は約500kg-CO2といわれています。
油圧システムでは工場全体に及ぶ複雑な配管により、見えない箇所でのオイル漏れが懸念されますが、
電動サーボプレスではコントローラとツールを繋ぐケーブルのみになり、
意図しないエネルギーロスが発生しません。